Profile

はじめまして。
宮古島で、染織工房timpabを主宰する
石嶺香織と申します。

timpab、ティンパブとは、
宮古島の方言で「虹」のことです。
ティンは天、パブは這う→蛇
を意味します。
宮古島の漲水御嶽の神話で、
七色の光を纏った蛇が
天へと昇ったことから、
虹のことを「天の蛇」と呼ぶようになりました。

11年前の4月8日、
わたしは宮古上布を習うために、
ひとり宮古島に降り立ちました。

その日は旧暦の3月3日、
宮古島では浜下り、サニツと呼ばれ、
女性たちが海で身を浄め、
健康と幸福を祈願する日でした。

漲水御嶽の神話では、
サニツの浜で七匹の蛇の子どもが生まれます。

宮古島に来てすぐ、
いつかこの神話から生まれた言葉を借りて、工房を立ち上げようと心に決めました。

それからわたしは、
個人工房や織物組合で宮古上布を学び、
島の男性と結婚し、
4人の子どもの母になりました。

子育てしながら、仕事をしながら、
ある時は大きなお腹で、
ある時はおんぶしながら、
細々と、遅々と、途切れ途切れ、
織りを続けてきました。

今ようやく、全身で染め織りに浸り、
自分自身を注ぐ時が来たと感じています。


染織工房timpabでは・・・

♡島で育つ素材を使った、
島の自然から生まれる織物

♡使われなくなったり、
眠っていた糸や布に手間をかけ、
新しい命を吹き込むこと

♡沖縄に想いを寄せる作家さんとの
コラボレーション

♡平和への祈りを込め、
手仕事の大切さを伝えること

こんなことをテーマに、
日々作品を作っています。

島の風と海と太陽を感じに、
宮古島へおいでください。
お待ちしています。

         
染織工房timpab-天の蛇-
                石嶺香織


これまでのお話会と展示会

♡2018年4月28日 
福岡市
ならゆんおきなわ勉強会 第19回
「宮古島でミサイル基地建設が始まった〜標的の島で子育てする私たちにできること〜」
作品の展示

♡2019年2月16日 
名古屋市立大学滝子キャンパス 
主催 てぃだぬふぁ名古屋
「沖縄スパイ戦史」上映会
語る会ゲスト 石嶺香織
作品の展示・販売

♡2019年4月4日 
福岡県豊前市
NPO法人 築上豊前教育相談所・研究所学習会 第1回学習会(平和学習)
「石嶺香織さんお話会」
作品の展示・販売

♡2019年5月18日 
沖縄県那覇市
book cafe & hall ゆかるひ
「Women's Voice リレートーク vol.6 石嶺香織」
作品の展示・販売(5月18日〜6月1日)